当たり前

この言葉、誰もが良く使いますしよく耳にします。
広辞苑では、当然(当前)、そうあるべきこと、
変わったところがなく普通である様子と書かれています。
ですが、当たり前ってどんどん変化するもので
昨日まで当たり前だったことが
今日は当たり前ではないということもあります。

全国的に緊急事態宣言が解除されましたが、
コロナが世界的に広まってからは
もう、当たり前が当たり前ではなくなり、
長いところでは、5月中旬から今日まで
緊急事態宣言中でお店は基本的には20時で閉まり、
酒類は提供されていない状況が当たり前でした。
つい先日、私が参列した友人の結婚式ですら
やっぱりお酒は提供されず、
お祝いの時ぐらい～なんなら乾杯だけでも～とも思いましたが、
今はこれが当たり前なんだなと肌で感じました。

来月やってくるハロウィンも、
もう何年も前ですが、私が学生の頃は
ハロウィン当日は必ず毎年仮装をして
六本木や渋谷に繰り出してました(笑)
そのころは、それが当たり前でした。
でもそれも毎年毎年、度が過ぎて
ある年では新しく条例ができて、
午後6時から翌朝5時までお酒の販売がなくなり、
お店だけでなくコンビニまでも
お酒販売のスペースも空っぽで
異様な光景だったことを覚えています。

当たり前って、どんどん変化していく一方で、
自分自身の考え方や行動もそれに合わせて
変化していかなければならないし、
自分の当たり前も塗り替えていく必要があるし、
今の当たり前を当たり前だと思わず、
また当たり前だと思えることを
ありがたいと感謝をしていかなきゃなと改めて感じます。

ユースシアタージャパン、そして所沢ホールに関わる全ての人にとって
たくさん成長できる良い1年にしていけたらと思います。

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所沢YTJホールスタッフ　佐久間